現役部員の稽古
躰道部の稽古は、月・水・金の18:00~21:00。
実習や実験、試験などで稽古に参加できない場合もあり、他大に比べると稽古時間は少ないのが正直なところ。それでも、少しでも効率的に稽古し、実力を付けられるよう努めています。
ある日の稽古の流れを見てみましょう。
- 座礼
稽古の初めは、座礼。部員皆で並んで正座し、主将の号令のもと稽古始めの礼をします。
時に人を突き、蹴る武道だからこそ、怪我があってはいけない。毎回の座礼で気持ちを切り替え、集中して稽古に臨みます。
- 準備運動
- アップ
本格的に動く前に、まずはアップ。軽く道場を走ったり、サイドステップをしたりして、体を温めます。
- 基本技
何事も基本から。礼法や構え、基本的な技を見直します。
- 法形
「法形」は、空手でいう「型」のこと。練習する「型」の種類毎に分かれ、一緒に練習します。
- 転技
いわゆる「体操」の部分。前後転、側転などの基本的なものから、ハンドスプリング・バク転・バク宙・側宙・捻宙といった「高等転技」まで、部員それぞれの目標に合わせて、一緒に練習していきます。
大半の部員に体操の経験はありません。前転・後転や側転の練習から始め、少しずつハンドスプリングやバク転・バク宙などにも挑戦していきます。
- 実戦
空手でいう「組み手」。実戦中の動き方、技の出し方などを練習します。実際に試合をすることも。
- ストレッチ
動いた後は、ストレッチで体をほぐします。
翌日も朝から講義や実習。疲れを残さないように気を付けます。
- 座礼
稽古の締めも座礼です。一緒に稽古できたことへの感謝を、お互いに伝えます。