Vol. 46 平成19年6月30日発行。
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事務局長:柴田俊一
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仁雄会報 
躰道部監督交代のお知らせ
既報のように平成15年以来監督を務めさせていただいていた柴田は長年奉職した医科歯科大学顎顔面解剖学分野を辞して、故郷にある北海道医療大学歯学部口腔解剖学第二講座へ教授として赴任いたしました。それに伴いまして、本年4月1日より、東京医科歯科大学躰道部監督を宮下宏紀(平成16年医学部卒)に交代することに致しました。これまで大学躰道部の監督は躰道本院が任命をして決定されていましたが、本年度から大学躰道部の方が適当な人物を任命し、本院がそれを認証するという形に変更され、その形式に則って正式に監督交代が実現致しました。
 宮下宏紀は仁雄会報でも何回も取り上げたように個人法形のスペシャリストとして全日本個人法形優勝3回を始め学生躰道優勝大会および世界大会でも個人法形優勝の実績があります。また医科歯科大学が全日本選手権展開競技で優勝した時にも主役として貢献してもらいました。まだ少し若いのではないかという声もあるにはありましたが、このような素晴らしい実績を残しており、私の前任の宮崎先生は大学院在学時に監督になられていますので、決して早すぎるということはないと確信しています。彼ももちろんまだ現役選手で完成したわけではないので、監督という責任を与えることで、彼自身が練習する機会も増え、一石二鳥ではないかと考えています。
 同時に監督補、コーチにも堀内和一朗(平成16年医学部卒)、古山貴基(平成18年医学部卒)という若き人材を配置しました。また私自身は大学卒業後コーチ、ヘッドコーチを経て分不相応にも監督を務めさせていただいていましたが、どうやら肩の荷をおろすことができ、正直なところほっとしております。
 このように若返った躰道部ですが、幸いというか昨年、今年とかなり部員が入ってくれて非常に活気あふれる状況となっていますので、これまでと同様引き続き躰道部へのご支援、ご援助のほどをよろしくお願い致します。

平成19年度新人歓迎コンパ行われる
 平成19年も半分過ぎる時期となりました。医歯大躰道部の新年度の活動も4月から始まり本年度は男子3名女子3名の新人をむかえることができました。彼らを歓迎する新歓コンパが例年と同様、6月16日(土)に新宿の焼き肉屋で行われました。本年は残念ながら中島先生は所用のためご欠席でしたが、渡辺先生、顧問の天笠先生、久々登場の馬場先生をお迎えして、楽しく進行していきました。私もちょうど同じ日の昼間に高校の同窓会が東京であった関係で一次会から出席させていただきました。会には部活史上初めて女性として主将を務めてくれた、松尾さんも顔を出してくれました。相変わらず若々しい限りでしたが、昨年無事お子様を出産したとのことで、少し驚かされました。1次会終了後は居酒屋での2次会があり、これには新監督の宮下、監督補の堀内さらに塩崎、三枝も合流し話がはずみました。私はここで失礼しましたがその後も楽しい会が続いたようです。新人の方々から簡単なメッセージを頂きましたので、転載させていただきます。

技工士学校2年 中西 一弘
出身:筑陽学園
技工士学校に躰道を普及させたいです。

検査 立川 聡
出身:湘南高校
努力と根性の限りを尽くして頑張ります。

医学部 今井 彩乃
出身:東京学芸大付属高等学校
部活と学業を両立させ,初心を忘れず精進していきたいと思います。

医学部 榎田 泰祐
出身:私立城北高校
医の倫理と躰道五条訓を体現した医師かつ躰道士になることを目標に勉学に部活に励みたいと思います。

医学部 岡部 瑠理子
出身:大妻多摩高校
私は卒業までに、躰道における蹴り技をマスターし、試合での得意技にしたいと思います。そして、将来棒使いになった時には、躰道の理念を取り入れて、新たな技を編み出したいと思います。

医学部 成相 諒子
出身:桜陰高校
一躰道士として、日々精進をかさね、躰道の心を学びたい。その伝統の一翼を担えるよう励みたい。

*躰道部 OB,OGの活躍
森田恭一先生(昭和62年医学部卒、森田皮膚科医院院長)
現役時代転技スペシャリストとして、展開競技の不動の5番であった、森田先生挨に拶文をお願いしたところ快諾していただいたので、まずその文を掲載します。

「昭和62年卒業の森田 恭一です。柴田さんから縁あって挨拶文を依頼されましたが、諸先生のような立派な経歴も携えていない「単なる開業医」としか言いようのない小生が、そもそも原稿を請け合うのが道理を外れていると思われますが、ぼやき混じりに、したためて見ます。今まで掲載された先輩後輩諸氏とは異色になりますが御勘弁のほどを。幼い頃から修練を積んだ器械体操が、展開競技を始め、転技を主体にして、躰道でも活かす事が出来、活躍の場をお与えいただけて、今となっては、有り難く思っております。「卒業後の経緯と現況」というのが、お与えいただいたテーマでしたので、勝手に書きますね。卒業まじかにしてもなお体操に対する情熱が冷めやらず、自分の自由になる時間の最も持てると思われた皮膚科に入局しました。おかげで27?28歳をピークにして、自分なりのレベルでの体操の集大成を成し得たと納得し、大学医局のローテを終えるや、羽振りの良い開業医のもとに就職し、経営のノーハウを習得し、34歳に千葉県の松戸に森田皮膚科として開院独立致しました。現在11年目に突入した次第です。オリジナルの体操施設の建設を目論んだ開業ぁ?したが、日暮れて道遠し、現実の経営の厳しさと隣り合わせの毎日であります。住まいが綾瀬(あの武道館で有名)で大学の近くでもあり、ここ最近ですが、時折練習に顔を出したりしています。開業医シンドロームとも言われるような、日々同じことの繰り返しになりがちな、ルーチンワーカーに埋没しそうな自分を救い出すためにも、新たな刺激を求めて学生さん方の中に入って行くと、自分も昔は放っていたかもしれない、熱いオーラを感じ取れて、甦る感覚に打たれます。同じ釜の飯を食べた仲間、臭い道着の匂いを嗅ぎ合った、往時の熱情を共有しあった諸氏に、この場を借りて、御挨拶申し上げます。」

現在You Tubeのおかげで画像のデジタル化も一般的なものとなりましたが(私は見たことがありませんが躰道関係の動画もかなりアップされているようです)、出はじめの頃には展開競技の全日本優勝ビデオなどのデジタル化を森田先生にお願いした経緯もあります。挨拶文をお寄せいただいた森田先生には改めてお礼申し上げます。


*池内和彦先生のブログのご紹介
国際商科大学(現東京国際大学)OBで、仁雄会報にもしばしば文章を引用させていただいている池内和彦先生(躰道八段範士)が個人のブログを開設されています(http://blog.goo.ne.jp/ikeuchi_1945/)。歌手の故尾崎豊が躰道をやっていたことはよく知られているところですが、先生の4月のブログに尾崎豊の父である、尾崎健一氏の最高師範との出会い等を記した手記が転載されています。仁雄会報は年3回発行なので、少しご案内が遅れましたが、6月25日現在まだ見ることが出来ますので興味がある方は訪問してみてください。
 また医科歯科大躰道部のホームページもたいへん充実しています(http://tmdutaido.client.jp/)。特に毎日の練習を「日誌」として載せてあり、これを読むと現在の部活の様子が手に取るようにわかります。新監督の宮下は狙い通り、頻繁に練習に参加してくれているようです。

躰道部創部50周年へ向けて(2)
前号でご案内したように来年の平成20年(2008年)に躰道部は創部50周年という大きな節目を迎えます。「半世紀」という気が遠くなるような(実際にはあっという間にすぎたと思う方も多いと思いますが)年月を考えると当然式典を催す必要があるわけですが、来年の躰道の試合あるいは各種学会等の事情を考えると、式典を行えるのが一昨年の仁雄会の集まりと同様7月下旬か、さもなければ再来年の寒い時期(1?2月)いうことになるか思います。まだ白紙の状態ですが秋口には仁雄会会長の谷口先生らのご都合をお聞きして日程だけでも決めてしまおうかと考えていますので、ご記憶にとどめておいてください。

第31回北海道躰道優勝大会の報告
さる6月24日(日)に、私が札幌へ赴任して初めての北海道躰道優勝大会が北大武道場で行われました。北海道には北大と北海道医療大の2大学しかないわけですが、札幌地区在住の躰道部OB,OGがかなり参加し、人数的には相当盛大な大会となりました。大会は北海道躰道協会理事長の八木先生(昭和40年歯学部卒)、北大躰道部監督の越川先生(昭和44年歯学部卒)、北医療大躰道部監督の川島先生(北里大OB)らのご出席のもと朝から熱戦が繰り広げられました。特に北大チームは個々人の身体能力が高く、個人戦の上位入賞者はそのまま学生大会でも有力選手になると思われます。北海道医療大はさすがに人数の面で分が悪いのですが、それでも新人法形で優勝、準優勝をとることが出来今後がとても期待されます。医科歯科大が出場する東京城北地区大会については次報で報告させていただきます。