Vol. 39 平成17年2月1日発行。
事務局:東京医科歯科大学顎顔面解剖学分野内
事務局長:柴田俊一
Tel; 03-5803-5436 Fax;03-5803-0185
e-mail: S.Shibata.mfa@tmd.ac.jp

仁雄会報 
*重要急告事項*
仁雄会記念誌の現況ならびに出版記念会のお知らせ
年内発行を目指していました仁雄会記念アルバムは追加原稿の申し出等もあり、現在若干作業が遅れておりますが、最終校正の段階に入っています。校正終了次第直ちに印刷にかけますのでほどなく完成すると思われます。アルバムはA4番で50ページに及ぶ写真と谷口先生ご入魂の執筆を含む大作となっていますのでご期待下さい。値段の方は見積もりがすんでおりませんので申し訳ないのですがまだ未定です。また仁雄会は谷川譲先生のご卒業をもって創設されたとされていますが、谷口先生の原稿を拝見すると、谷川先生の「インターン終了をもって創設」というのが本当の正式のことのようです。これが昭和35年(1960年)のことになりますのでこの年を起点とするとちょうど本年で仁雄会創設45周年となります。従いましてアルバムのタイトルを「祝嶺正献最高師範追悼・仁雄会創設45周年記念誌」とさせていたいただきました。また仁雄会の懇親会もしばらく開催しておりませんでしたが記念誌の出版記念会を7月23日(土)18時より行うことになりました。夏の暑い時期ですが宗家ならびに先生方のご都合、あるいは世界選手権等の躰道の大会をさける必要がありこの時期とさせていただきましたのでご了承下さい。懇親会を活発に開かなかったことの弊害で現在私を含む古い会員と若い会員との間に少し隔たりができてしまっています。今回の会を契機にその隔たりを少しでも解消しようと考えておりますので先生方におかれましては、今からスケジュールを調整して是非とも記念会にご出席されますようお願い申し上げます。6月初め頃に正式な案内状を発送する予定ですが、おおよその出席者数の把握と住所録の整備を図りたいので大変恐れ入りますが同封のはがきに現時点における出席の可否ならびに正確な住所、電話番号(お持ちならメールアドレス)をご記入の上事務局までお送り下さいますようお願い致します。なお記念誌の表紙、目次ならびに谷口先生の原稿の一部を裏面にのせましたのでご一読下さい。
             記

     仁雄会記念誌出版記念会(仮称)
     日時 平成17年7月23日(土) 18時より
     場所 ホテルニューオータニ
     会費 15、000円前後の予定

大会結果 
  医歯大躰道部は清里での夏合宿打ち上げ後、秋の大会シーズンに突入しました。本年度から秋の東京7大学戦が春に一本化されたため学生大会がシーズン最初の試合となりました。

* 第38回全国学生躰道優勝大会 平成16年10月17日(日)於東京武道館
  各種目健闘 
 今大会は宮下、堀内らの学年が卒業したため、男子の団体戦は3名で出場した団体実戦競技の他はチームを組むことができず、団体戦は2年生を中心にした女子団法、女子展開のみの出場となりました。団体戦はさすがに経験不足が露呈して芳しい結果ではありませんでしたが、結果として後述の全日本大会に繋がりました。個人ものでは古山、森がそれぞれ個法、個実戦ともに勝ち星を挙げ、特に森の健闘が光りました。またこの大会には本当に久しぶりに三重の村田耕一先生が顔を出して下さいました。また是非ともおこし下さい。

*第38回全日本躰道選手権大会平成16年11月27(土)、28日(日) 於東京武道館
 女子の大健闘光る。
男子団体実戦競技 ベスト8(古山、森)
女子団体実戦競技 優勝(三宅、林)
女子団体展開競技 第3位(主:江川、1:佐々木、2:林、3:飯村、4:池尾、5:窪田)
  学生大会に引き続いて男子は団法、展開が組めず団体戦は城北チームの一員としての団体実戦(男女)と、女子展開に出場しました。特に女子展開では学生大会終了後、各自が展開競技とはいかなるものかということが少しわかったようで、積極的なスジの改訂、絡みの改良に取り組み見事にメダルに手が届きました。3年の林以外はすべて2年生というメンバーなのでこの結果は大変意義あることで本年(平成17年)さらに上を目指せる布陣といってよいかと思われます。また城北チームの一員として、三宅、林が女子団体実戦に出場し(残り3名は大東大の選手)見事に優勝を勝ち取りました。混成チームとはいえこれまで女子団実の優勝は7大学大会での混合実戦の優勝はあるものの大きな大会では初めてのことなので非常に意義あるものです。一年の男子もかなり刺激を受けたようで、本年は男子も団体ものに出場可能なので楽しみにしています。

平成16年度追い出しコンパ行われる 
本年度は聖路加看護大の精鋭である、渡辺麻子、寉岡ゆみ、寺山千尋、三宅幸子、関谷寛子と本学医学部の喜多教子の女子部員のみ6名の追い出しコンパが12月18日(土)に例年どおり、新宿の焼き肉屋で行われました。会は中島先生、渡辺先生、天笠先生らの出席のもとで楽しく進行して行きました。聖路加病院といえば日野原重明先生が著明ですが彼女たちは卒業(正確にはまだ予定ですが)後はそれぞれの場所で看護の仕事に就くとのことです。喜多は卒業後中野総合病院で研修を行い終了後最終的な専攻科を決定するそうです。もし彼女らと接する機会がありましたらよろしくご指導のほどお願い致します。
2次会は引き続いて新宿の居酒屋で伊藤雅史先生を加えて行われました。実はたいへんおめでたいことに上述の喜多は昨年卒業した宮下宏紀と既に入籍を済ませており、喜多は部員お手製のウエデイングドレスに着替え居酒屋が臨時結婚式場と変わりました。会はその後若手部員が寸劇等を披露して大いに盛り上がりましたが、昔は酒を飲んで騒ぐだけだった事を思えば私にとっては時の流れも感じさせる会でした。その後カラオケボックスで3次会となりました。私はすぐに失礼したのですがその後明け方まで楽しい会が続いたようです。

仁雄会会費納入の御礼
1月末日現在、本年も多数の会員の方から会費の振り込みをいただいております。詳しい会計報告は後日とさせていただきますが、まずもって振り込みをしていただいた先生方に深く御礼申し上げます。もし今後納入していただける先生で振り込み用紙をお持ちでない場合には下記の郵便振り込み口座番号にお振込いただくか事務局の方までご一報下さい(医学部、歯学部卒1万円、パラメデイカルおよび保健衛生学科卒5千円)。

 加入者名 東京医科歯科大学 仁雄会
口座番号  00130-5- 36708
 
仁雄会創設45周年記念誌予報 
 (谷口先生の原稿からごく一部を抜粋させていただきました)
(9)仁雄会の創設
ここで、昭和35年になぜ、仁雄会を創設したかという理由を述べておきたい。東医歯大に空手部を創設したとき、医学部4年に谷川譲さんがおられたが、彼は和同流初段であった。谷川さんは空手道部の創設に協力し、祝嶺先生の玄制流空手道の発展に盡力することを祝嶺先生に誓われ、自分は玄制流をよく知らないが、医歯大空手道部に入部して、部の発展に協力し応援したいと述べられたのである。谷川さんがインターンを終えて、外の病院へ出られることになったので、医歯大空手道部員1回生として送り出したいと考えたのである。そのため、OB会を作ろうという話が持ち上がったのである。OB会の名称には、"医は仁術"の仁を入れ、雄雄しく伸びるということで仁雄会と定められたのである。このようにして仁雄会は発足したのである。

(10)躰道創設の胎生期
 昭和35年は躰道創設の胎生期として注目すべき年である。なぜならば、祝嶺先生が、空手道に限界を見究め、新しい武道への脱皮を胸裡に秘められた年であるからである。石川県−伊東に至る空手道三度笠二人旅から帰京した後、祝嶺先生に呼ばれ、新しい旋、運、変、捻、転の体操作を取り入れた「八方破り」の業技を創作したいと考えられ、筆者をモデルとしていろいろ工夫されたのである。その創作に専念しておられるときに、祝嶺先生は、爛爛たる眼光で将来への展望を述べられたのである。すなわち、武道的、体育学的、生理学的な理法に適った体の操作に基づいて、術技を展開する新しい武道を21世紀への武道として、創造して行きたい、という抱負を述べられた年である。新しい武道は「躰道」以外にないと語られた姿は、今日でも筆者の脳裏に深く刻まれている。武道の新しい分野、すなわち、多次元攻防の術技、無限を追求する法形創作を極め、21世紀の新しい武道として「躰道」を創造して行こうと決心された銘記すべき年なのである。さらに「創造に徹する場合は、武道の一切の常識を棄てよ」といわれたのである。