2013新春 1年生躰道部員に聞く! 「1年間を振り返って」

新入生の皆さんに躰道部の魅力を伝えるに当たり、躰道部に入部してまだ1年に満たない部員に、これまでの躰道部生活を振り返って お話を伺うことにしまして、代表して8人の方に集まっていただきました。まず男子は医学部医学科の永久くん、小川くん、相川くん、女子は医学部医学科の大石さん、川道さん、村山さん、夏木さん、歯学部歯学科の北さんです。

――今日は宜しくお願いします。

皆さん:宜しくお願いします。

――では、さっそくですが皆さんが躰道部に入った理由、あるいはきっかけなどを教えて下さい。

相川くん:武道がやりたかったのと、転技(編集部注:アクロバティックな躰道特有の動きのこと)がやりたかった。
永久くん:相川につれてこられたのですが、練習が思いのほか楽しかったです!
小川くん:僕も武道に興味がありましたね。
川道さん:入学が決まって、いろいろと部活を探していたら、珍しい名前で気になりました。
北さん :大学に入って、何か新しいことにチャレンジしてみたかったです。

――なるほど、意外と武道に興味がある人が多くて嬉しいです。うちの大学で他に武道系というと、剣道部や柔道部があるのかな。でも、きっと躰道については入学まで知らない人が多かったと思うし、 何か新しいことをしたいと思っている人にはぴったりかも知れないね。でも、最初練習を見に来るときは緊張しませんでしたか?

小川くん:練習に行ってみたら、先輩が優しかったので安心しました。
北さん :わたしも見学をしにいった時に、先輩方が優しく指導をしてくれたので、入りたいと思いました。

――それはよかった。躰道部は、これまで運動経験がなくて、という風に入部する人が多いのも特徴かな。躰道は他の一般的なスポーツと違って経験者が少ないから、みんな一緒のスタートで始められるし、 誰でもやればできるところが魅力なのかも知れないね。勿論、先輩方は一から優しく教えてくれる。さて、実際躰道部に入ってみてどうでしたか?

大石さん:先輩が後輩の仲がよくて、すぐ溶け込むことができました。
永久くん:アットホームな雰囲気で居心地が良い!

――確かに躰道部員同士は仲がいいよね。それはやっぱり、上も下もみんなが一緒に頑張る仲間だからだと思うな。さて、もうすぐ躰道部に入って1年が経つんだけど、ここまで続けてこられたことには、躰道自体、あるいは躰道部の魅力というものがあるのだと思う。 みんなにとってそれは何だろう? まずは躰道について聞いてもいいかな。

夏木さん:武道だけど華やかな技とかもあって、見てても楽しめるところ!
相川くん:そう、まずかっこいいですよね。バク転とかもできるようになるし(笑)。
川道さん:力よりも技の形の綺麗さが重視されていたり、相川くんのいうとおり他の武道にはみられないアクロバティックな面があるところですね。
相川くん:そうそう、力でごり押しって感じじゃあないからね。
村山さん:全ての動きに理屈があるよね。

――なるほどね、躰道は空手から生まれた武道であるわけだけど、単に突きや蹴りをするだけではなく、いろいろアクロバティックな動きがあるからね。そういうのにも魅力を感じるよね。他には何かないかな?

大石さん:いや、本当に楽しいですよね! 団体法形(編集部注:5人一組で行う型の競技)は、5人そろった時の快感がすごい!

――躰道には実戦(いわゆる組手)、法形(いわゆる型)、その他展開という競技があるけど、団体種目もあってその練習は楽しいよね。さて、躰道部というものの魅力、いいところというのはどうかな?

夏木さん:雰囲気がいいのはもう他の人がいった通りですけど、全日本レベルのすごいOBやOGの方が来て下さるのは、いい環境ですよね。
川道さん:先輩方のご指導はわかりやすいし、いろいろと面白いイベントがあるのもいいですね。

――イベントかあ。そういえば、毎年福島県立医科大学の躰道部と12月に合同でスキーにいっているよね? 今年はどうだった?

永久くん:とても面白かったです! 今年一番の思い出!

――あとはどうだろう。僕が思うのは、部活の場所が教養キャンパスではなく、湯島キャンパスであることだね。もちろん春は教養キャンパスにも行くんだけど。皆2年生から湯島キャンパスに行くわけで、講義や実習が終わった後 すぐ練習に行けるのはとてもよい所だと思う。逆に、学部生になってから市川の教養キャンパスに部活のためだけに行くのは、上級生になればなるほど辛いのかも知れないな。ところで、大学の勉強と部活の両立は大変かい?

大石さん:躰道部は週3回(月・水・金)だから、部活がない日に集中してやれば特に問題ないと思います。
村山さん:やるべきことはいろいろありますけど、一年次の学業には特に支障はでませんでした。
相川くん:全く問題なし。 北さん :何とかなると思います!

――それは頼もしいな(笑)。じゃあ、バイトとの両立はどうかな?

夏木さん:これも勉強と同じで、毎日部活があるわけではないですから、問題ないです。
小川くん:うん、バイトをしてる人は結構いるよね。

――他の大学の躰道部は週5回くらい練習日があるけど、うちは週3回だからね。じゃあ、この今までの躰道部生活を振り返って、何が楽しかったかな?

大石さん:夏合宿ですね〜。新潟の星空は本当に綺麗で、天の川がみられて本当に感動しました!
小川さん:確かに合宿の最後に花火をしたりしたのは楽しかった。
夏木さん:毎回の練習も本当にいい思い出になっています。
村山さん:良い先輩、本音で語り合える同期、一年の今から、一生ものを予感させるつながりが得られたことです。

――僕は個人的には、今年の大会で皆さんが多くの大会で活躍できたのが本当に良かったと思っています。医科歯科の他の多くの運動部とは違って、大会がいわゆる一般枠の大会だからね。医歯薬リーグとかじゃない。それだからこそ大会の価値があるよね。 最後に、新入生のみんなに特にアピールしたいことを教えて下さい。

永久くん:運動神経が良くなくても練習を重ねればメダルをゲットできます! その努力が報われた瞬間と言ったら、そりゃもう溜まらないくらい気持ちいいです!
大石さん:是非部活に来て、雰囲気や躰道の面白さを感じて下さい!
夏木さん:躰道は大学から始める人が殆どです。まずは体験してみて下さい。
村山さん:躰道はとにかくかっこいい! また他では得られない人間関係ができます!
小川くん:部活も遊びも本気でやって、充実した大学生活を送れます。
川道さん:躰道部に入ることで、楽しみながら心も体も鍛えられると思います!
相川くん:躰道はやってみるとかなり楽しいです! ぜひ見に来て下さい!
北さん :練習以外にも楽しいことがたくさんあります!

――お忙しいところ有難うございました。これからも練習頑張って下さいね!

指導陣に聞く! 「躰道とは? 躰道部の魅力とは」

ここまで読んで躰道<たいどう>って一体なんなんだろう? って思った方も多いはず。そこで、今度は躰道部で現役部員を指導する、宮下監督、堀内監督補、古山コーチに、躰道と躰道部、またその魅力などについてお話を伺いました。 3人とも勿論東京医科歯科大学躰道部の出身で、医療人として仕事をこなす傍ら、現役選手として練習に励み、また後進の指導にあたっています。

――それでは宜しくお願いします。

宮下監督:宜しくお願いします。
堀内監督補:宜しくお願いします。
古山コーチ:どうもです。

――では、まずは一体躰道とは何なのか? そこをお話し頂けますでしょうか。

宮下監督:簡単にいうと、もともと玄制流空手道という空手の一派があるのですが、そこから派生して生まれた新しい武道ですね。
堀内監督補:そうですね。具体的には1965年に生まれたようです。
古山コーチ:玄制流空手道を創始した、祝嶺正献という方が、従来の空手道の考え方を脱却するために空手界を飛び出した、ということですね。玄制流空手道は現在も存続しています。

――40年以上の歴史があるということですね。空手から派生して、あるいは空手道から脱却して、ということですが、具体的にはどういうことなのでしょう。

宮下監督:空手というと、何というか、立ったまま突きや蹴りを出していって、相手をノックアウトする、そんなイメージがありますよね(笑)。
堀内監督補:そういう直線的直接的な動きを脱却して、もっと自由なさまざなな動きから技を出していくんですね。
古山コーチ:体軸を動かすというんですけど、具体的には胴体を旋回したり、倒したり……そういう体の動きがあってから、手足がついてくるというか。

――うーん、なかなかイメージが難しいですね(汗)。

宮下監督:例えば、バク宙をして、空中で蹴りを出したりするんですよ。(と言いながら、軽くバク宙をする宮下監督)

――ひええ、ちょっとびっくりしました。なんだかすごいですね。

堀内監督補:勿論バク宙だけじゃないんですけど、アクロバティックなところはとても魅力的だと思います。こんな動きができたらいいな! という動きが、躰道には全部あります。
古山コーチ:勿論いきなりバク宙とかできるわけじゃないけど、1年生のうちにはみんなできるようになるね。

――なるほど、実際に見てみないと、言葉では説明できない動きがあるわけですね。空手みたいに組手とか、型とか、あるんですか?

宮下監督:はい、組手のことは躰道では実戦といいますが、あります。といっても空手みたいにボコスカ殴り合ってKOする、というものではありません。
堀内監督補:運足と呼ばれる華麗なフットワークから、相手にうまく技を当てる。柔道みたいに技あり、とか一本、というポイント制ですね。蝶のように舞い蜂のように刺す、という感じで。
古山コーチ:躰道では基本的に相手の技は全てかわすように指導されるから、痛くない。

――型についてはどうでしょうか。


宮下監督:型が好きな人も多いよね。躰道では法形と呼ばれています。いくつかの種類がありますね。
堀内監督補:その法形の中に、バク転とかバク宙が入るわけです。
古山コーチ:宮下監督は在学時代に世界選手権の個人法形で優勝して、世界チャンピオンになっていますよね。
宮下監督:恥ずかしいから言うなよ(笑)。

――それはすごいですね!

宮下監督:いえいえ。あと、他にも展開競技という躰道独自の競技がありますが、それは今回は割愛しましょう。もっと詳しく知りたい方は、こちらを読んでみて下さい。

――では東京医科歯科大学の躰道部について教えて下さい。

宮下監督:ずばり、大学躰道界で最も歴史と伝統のある躰道部です。
堀内監督補:1958年に玄制流空手道部として誕生し、1965年に躰道が派生するのと同時に躰道部に変わりました。
古山コーチ:先ほど名前の出た祝嶺正献先生の一番弟子と言われる先生が創部したのです。躰道の歴史は東京医科歯科大学躰道部の歴史と言っても過言ではないと思います。

――おおお。それではやはり実績もすごいのでしょうか?


宮下監督:勿論です。全国学生躰道優勝大会(躰道のインカレのようなもの。拓殖大学など一般大学が勿論参加)で4度の総合優勝を含め総合で16度の入賞。大学のみではない全日本選手権でも何度も優勝している。
堀内監督補:個人でも日本チャンピオン、世界チャンピオンを輩出しています。
古山コーチ:このように一般大会で全日本レベルの実績がある部活は、東京医科歯科大学では躰道部とボート部くらい。東京医科歯科大学躰道部と言えば躰道界では有名です。

――練習はどのような感じなのでしょう。

宮下監督:毎週月・水・金に御茶ノ水のキャンパスの道場で行っています(編集部注:毎年4月は教養キャンパスで行う)。18時半から21時までです。
堀内監督補:躰道自体勿論経験者はいないし、部員のの殆どがそれまで運動経験がない人なんです。それでも無理なくできるように、体の動かし方の基礎からやっていきます。
古山コーチ:男子と女子が大体同じくらいの人数います。そして突きも蹴りもやったことなくて当たり前、前転もできなくていい。僕らは、そういうところから全日本レベルのチームを作り上げています。

――それでは最後に、皆さんは大学を卒業されて医療人として活躍なさっていますが、何故躰道を続けているのですか?

宮下監督:まず躰道が楽しいからですね。
堀内監督補:躰道部で生まれた、上5年、下5年、またそれ以上の先輩、後輩のつながりがある。そして道場はいつ行っても居心地がいい。
古山コーチ:社会人になっても思いっきり体を動かせるって最高です。

――なるほど。それでは本日は遅くまで本当に有難うございした。

法形競技の1例(動画は団体法形競技のため、5人で行われています)

東京医科歯科大学躰道部では、いつでも新入部員を募集しています! お問い合わせはtmdutaidocircle@google.com(躰道部代表メール)までどうぞお気軽に!

2012年版募集ページ